行政書士事務所を開業するまでにしなければならないことを簡単にまとめます。
これ以外にも、もちろんしなければならないことはあると思うのですが、現時点で思いつくものを書きました。
・行政書士事務所を開業しようと思っている方
・行政書士試験に合格した方
・行政書士に興味がある方
①理想の行政書士象・理想の人生について考える
まずは自分が行政書士として何をしていきたいのか?自分の人生がどうありたいのか?を考えます。これは、とても基本中の基本ですね。ここが揺らいでは後々に影響すると思います。じっくり考えます。
②自分の強みを考える
次に自分の人生を棚卸しして、自分の強みを考えます。さらに近隣の行政書士事務所さんを調べてライバルの強みも調べておきます。ライバルと自分と何が違うのか、どうやったら勝てるのか、しっかりと考えなければいけません。
③専門業務を考える
専門を決めた方が自分の強みを売り出しやすいですよね。私は開業までに3つの専門業務を考えたいと思っています。ただ、これは固めるわけではなくて、開業後には変わる可能性もあります。柔軟に対応したいです。
④情報収集及び種まき
やるべきことが見つかったら、その分野の勉強を徹底的にします。私は入管業務をしたいと思っているので、参考書籍を読んでいます。また、伊藤塾さんの実務講座を申し込んでいるので、そちらでも徹底的に勉強したいと思っています。さらに、種まきとしてブログを書いて、自分の知識を固めると同時に、アピールもしていきたいと思います。
⑤事務所の場所を考える
④と平行しながら、事務所の場所を検討します。当初は自宅で開業しようと思っていたのですが、セキュリティーの問題やプライベートと仕事を分けたいと思い、事務所を別に探すことにしました。これはまだ検討中です。
⑥必要資金を考える
これは最初に考えるべきかもしれませんね。だいたいいくらほど必要なのか計算しておかなければいけません。これも、自宅開業か事務所を借りるかで必要な資金は違ってきます。私の場合は120万円ほど必要になると計算しました。具体的な内訳はまた後日記事にまとめます。
⑦事務所名及びロゴを考える
これも最初に考えてもいいことですね。私は「Trust(信頼)」という言葉を使おうと行政書士試験を受けるときから決めていました。みなさんに信頼される法律家を目指します。そしてロゴも大切です。時間がない方はプロにお願いしてもいいと思います。
⑧必要備品を購入する
応接セットや鍵がかかる棚など、開業に必要な物を購入しておきます。
⑨申請書類を完成させる
事務所名や事務所の場所が決まったら、行政書士会に提出する書類を完成させます。丁寧に書くので、時間がかかりそうですね。
⑩県の行政書士会へ書類提出(事前チェック)
それぞれの行政書士会によって方法が異なるかもしれませんが、私の地域の行政書士会は、本申請の前に事前チェックがあります。これは実際に持って行ってもいいですが、郵送でもいいそうです。
⑪本申請
事前チェックを通れば、次は本申請です。これは実際に行政書士会へ行き、入会金や登録手数料などを支払います。
⑫事務所調査
この調査の日までに、提出したレイアウト通りに設備を整えておかなければなりません。ただ、私の場合は開業予定日までしばらく時間があったため、書棚等はこの段階では購入しておりませんでした。念のためその旨を事務所調査に来られる支部の方に伝えておきました。
⑬登録完了・入会式
この日から、「行政書士」と名乗ることができます。
⑭名刺・職印・ゴム印作成
入会式の連絡があった後、職印を作成します。今は、インターネットで簡単に速く作成できるので、便利ですね。
⑮HP完成・YouTubeチャンネル開設
登録が完了したら、ホームページを公開します。
以上が、現時点で考えた開業までの簡単な流れです。
やるべきことがたくさんあって、焦ってしまいそうですが、ひとつひとつ丁寧に大切に行いたいです。
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